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【レズビアン体験談】女子大生と熟女がレズセをするまで
湧き上がる想い

(どうして私って、こんなにダメなんだろう)
プールに行く気分にもなれず、
毎日筆記試験の問題集を眺めながら、
就活サイトで大量の企業やセミナー情報を見ていると、息が詰まり溺れそうになってくる。
相変わらず行きたい業界すらわからない自分に、自信がなくなっていく。
香也子からもらったダリアの花は枯れ、散らかった部屋で呆然と就活サイトを眺める。
舞衣の就活の進み具合を聞くと自分と比較してしまって辛く、友人たちとの会話も減っていた。
このままだと、メンタルがどんどん沈んでいく。
それはまずい。
和室の座布団に寝転がり、花のない花瓶が置かれたちゃぶ台を眺めながら、葵の胸にある強烈な想いがこみ上げる。
――美しい花々に囲まれたあの空間に、また行きたい。
(でも、香也子さんには男性の恋人がいるのかもしれない。そうだとしたら、私なんかがいたら2人の邪魔になるんだから、やめておいたほうがいい)
気分を変えようと、ちゃぶ台の上に雑然と置かれていた、開けっ放しのクッキーの袋から1枚取り口へ運ぶ。
口の中に甘い味が広がると、香也子の手作りクッキーから香った薔薇の匂いが思い起こされ、胸に湧き上がる気持ちが止まらなくなる。
(やっぱり、会いたい。香也子さんが暮らす、あのおとぎ話のような美しい場所に、行きたい……)
水音と笑い声の向こうに

翌日の夕方。葵は久しぶりにスポーツジムのプールにいた。
このまま家にいてもふさぎ込むだけで、以前のようにたまにプールで身体を動かすことは気分転換に良いのではと思い始めたのだ。
香也子もプールに来るかどうかはわからない。
今までもたまに見かける程度だったので、日時が被る可能性は低いだろう。
香也子のことは一旦置いておき、とりあえず泳いで身体を動かしたい気分だった。
着いたのは、音楽にのせて水中で身体を動かすリズム水泳レッスンの始まる時間だったので、
いつものシンプルな黒い短パンのフィットネス水着で参加することにした。
プール内に入ると、軽快な音楽が流れる中、
コーチの明るいかけ声とともにリズム水泳のレッスンが始まろうとしていた。
参加者の年齢も性別もバラバラだが、
基礎的なレッスンのためか年配女性が多く、
「今日の夕飯は焼き魚にしようかしら」
「◯◯町の野菜の直売所が意外と安くて良いのよ」
などと楽しげに話している。
そんな日常的な会話を聞いていると、
就活サイトに向かいピリピリとしていた気分がなんだか拍子抜けするような気分になった。
「さあ、今からリズム水泳を始めます! 今日は洋楽の曲に合わせて、皆さん元気に動いていきましょう!」
コーチの声がけで、続々と人が集まってくる。
最後に現れた、大胆に肩を出したタンクトップ水着の女性に、葵は一瞬息が止まった。








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