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【レズビアン体験談】女子大生と熟女がレズセをするまで
そして、日常へ

翌週になると、大学では就職活動関連のセミナーや説明会が増え始め、葵の経済学部も徐々に就活の雰囲気に染まり始めていた。
これまで就活の準備はほとんどしていなかった葵だが、卒業後はどこかの会社へ就職したいと何となく思っていたため、筆記試験や面接対策セミナーを試しに受けてみることにした。
しかし、結果は散々なものだった。
筆記試験では国語や数学の基礎学力問題が半分も解けず、模擬面接でも
「1分間で自己PRをしてください」
「学生時代に最も挑戦したことは何ですか?」
といった面接官からの質問にしどろもどろでしか答えられない。
実際の選考では小論文やグループディスカッション試験まであると聞き、めまいがした。
さらに、同じ学部の舞衣に誘われ、外部の就活セミナーに行ってみたところ、
講師が最初に話し始めた「皆さん、“自分株式会社”の社長として、この社会でどう価値を発揮していくか、考えていますか?」といった社会人としての心得についての内容に冒頭から理解が追いつかない。
セミナー終盤になってもぼうっとしたままでいる葵とは対照的に、熱心な学生からの質問に講師は「君は志望動機に魂を込めたことがあるか?」といった内容を次々と答えていく。
参加学生たちが一丸となって上を目指す意識の高さにもついていけず、葵は愕然とした。
就活で取り残された感覚

就活セミナーでは、最後に模擬グループディスカッションも行われた。
「この企業のイメージアップ戦略とは?」
「AIの発展による社会の変化について議論せよ」
といったテーマに対して熱く意見が交わされる中、葵は発言すらできない。
一方、親友の舞衣はというと、普段のおちゃらけた姿とは打って変わって、はつらつと意見を言い議論の輪にしっかり溶け込んでいる。
葵は嫌な汗をかきながらも、結局一言も発言できないままセミナーは終了した。
帰り道で、さっそく舞衣に話を振る。
「舞衣、グループディスカッションあんなに上手だったんだ。すごいね、全然知らなかった」
「いやいや、私なんかのあの程度じゃ第一志望の◯◯商社は受からないから、もっと頑張らないと」
「えっ、舞衣、もう受けたい会社決まってるの? いつのまに?」
「うん。私、◯◯商社の総合職で働きたいんだよね。
総合職ならキャリアアップもしやすいみたいだし。
今度、会社説明会と冬期インターンもあって、それも参加するよ。
でも他社も見ておかないとだから、他の企業も色々と応募するつ
もり。
この時期は早期選考前提のインターンも多いから、しっかり業界絞っていかないと。
筆記試験の勉強と面接練習の予約もしないといけないし、OB・OG訪問もしたいし……」
「すごい、そうなんだ……」
自身と同じようにのらりくらりとしているとばかり思っていた友人のしっかりした取り組みに、葵は言葉が出ない。
(私なんて、行きたい会社も業界も定まってないどころか、将来をちゃんと考えたこともなかった。
筆記試験も面接も全然できてないし、これからどうしよう……)
これまでのほほんと授業を受け、プールで泳いだり、
ゲームセンターや雑貨屋でかわいいぬいぐるみ探しを楽しんだりしていた葵のマイペースな日々はこの日から一転し、
焦りと不安を抱えながら就活サイトの大海原をあてもなく漂う毎日になった。
筆記試験の勉強や面接の準備は少しずつしているものの、相変わらず苦い結果が続く。








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