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多頭飼いご主人様の奴隷調教体験 ~豚女と呼ばれたメス[前編]~
ご主人様のもとで奴隷調教体験
私の性器には、3つの黒いピアスが装着されています。
乳首とヴァギナの3か所に開いたこのピアスは、去年の10月、27歳の誕生日を迎えた日に、お慕いするシオン様の手で穴を開けていただいたものです。
このピアスは、私がシオン様の奴隷である証です。
私にとって大きな意味のある、とても大事なものなんです。
シオン様には、他にも何人かの奴隷がいます。
いわゆるM女の多頭飼いをされており、私はその1人です。
シオン様は、普段は、西洋占星術やタロットが専門の占い師としてご活躍されています。
連日多くの女性客が、自身の運勢を視てもらうため、シオン様の元を訪れています。
多くの女性がシオン様の元に集う理由は、対面すると一瞬にしてシオン様の世界に引き込まれ、様々な方面に長けた技術で、手のひらの上で転がされるように魅了されてしまうからだと思います。
それは、私のような奴隷女も同じです。
郊外の福祉施設で介護福祉士として汗水垂らして働く私とは、まるで別世界に住む方なんです。
一度、シオン様の占いで視ていただいたことがあります。
星の位置とタロットのカードによると、私の行動原理は火星の力の影響を受けており、物静かな外見とは裏腹に燃えるような情熱を秘め、1つのことにのめり込む傾向があるそうです。
鑑定の通り、まさに私の情熱の全てはシオン様に向けられています。
私は、シオン様に心酔しているのです。
奴隷女にそれを言う権利はない、ということを抜きにすると、私は、本当のところは……一頭飼いの奴隷として、シオン様に跪きたいのです。
ただ1人の奴隷として、シオン様を独占できたら……どれだけ幸せかと思います。
でも、それは到底実現不可能な夢の話です。
こんなにお慕いできるご主人様がいるだけで、私は幸福な女なのです。それが、何人もいる奴隷女のうちの1人だとしても、です。
シオン様に虐げられるメスに生まれてよかったと、心から思います。
私のほうから、シオン様に連絡をすることはありません。奴隷女は、そんな立場にないのです。
どれだけ激しく焦がれて、今すぐにお会いしたい時があっても、シオン様の気まぐれで呼び出されるその時を、ただひたすら待つだけです。
この日も、連絡を受けてすぐに、シオン様の城のように大きな戸建ての自宅に駆けつけました。
「服を全部脱いで、そこへ正座しろ」
いつもの黒ずくめの服装に、五芒星のペンダントを首から下げたお姿で迎えてくださったシオン様の命令で、高級なペルシャ絨毯の上に全裸で座ります。
シュルリ──。
掴んだ手首を背中に回され、性器ピアスの光る私の裸体に、麻縄がかけられてゆきます。
シオン様に触れていただける、いえ、2人きりでお会いしてもらえるだけでも感無量なのに、愛用の縄で縛ってもらえるなんて──。
私ごときがこんな幸せを享受していいのだろうかと、毎回思います。
「相変わらずの、締まりのない身体だな。まさにメス豚だ。縛りがいのある肉付きだよ」
元々、ふくよかな体型がコンプレックスでした。
が、シオン様に出会ってからは、縛り上げられてボンレスハムのようになった脚や腕を鞭打たれるのが、いつしかたまらなくなっていました。
「ん、ふっ」
シオン様の縄がシュルシュルと肌を伝うたび、ひくり、ひくりと反応してしまいます。
肌に指が触れると、恍惚としてたまらなくなります。
後ろから抱きかかえるようにして縄を通されるときには、このまま、間近に感じるシオン様の体温に包まれたまま絶命してもいいと、毎回思います。
今、この瞬間、シオン様に愛の抱擁を受けていると勘違いしたまま永遠の眠りにつけたら、私は幸福なまま終われるでしょう。
そんな夢見心地の私の様子には構うことなく、身体は着実に縛り上げられてゆきます。
上半身は背中で後手縛り、下半身はあぐらを組んだ状態の胡座縛りで固定されました。
身体中の血管や神経が縄でギチギチに圧迫され、内臓までシオン様に締め付けられているような感覚がたまらないです。
「あうっ」
ドサリ。
足で蹴り飛ばすように床に転がされると、乳房と股間部はもう隠せません。
奴隷にとっては、足蹴にされることも快感です。
丸見えの股間部からは情けなく淫らな汁が垂れており、ペルシャ絨毯を汚してしまうのではないかとヒヤヒヤします。
「んはあっ」
乳首のピアスを弄ぶように揺らされると、ぎゅうっと強くひねられ、熱い痛みに全身が反応します。
シオン様から与えられる性感は唯一無二です。他のどの男性でも駄目で、私はシオン様から与えられるものでないと駄目なのです。
「お前が介護する人たちやその家族、施設のスタッフたちは、お前のこんな姿、一切知らないんだものな」
「はうっ」
ドカッ。
あざけ笑うシオン様にまた蹴り飛ばされ、転げた私の丸出しのお尻を、硬い革靴で踏みつけられます。
「そうです、私のこんなにはしたない姿を知っているのは、シオン様だけです」
「まさか、介護職の地味な仕事着の下には、俺が開けた性器ピアスがいくつもあるなんて知られたら、どう思われるだろうな」
「う、あっっ」
ぎゅうぎゅうと革靴のかかとを尻肉に押し付けられ、重い痛みに身体が熱せられていきます。
「……どう思われてもかまいません、それで解雇されたって平気です、私の全てはシオン様のものなのですから、私はシオン様に、一生……」
「うるさいぞ。少し静かにしろ、喋りすぎだ」
頭を固定され、シオン様の美しい顔が近づき、神秘的な瞳に射貫かれます。
ですが、口づけのような甘ったるいことをしてはもらえません。
……本当は、骨が折れるほどめいっぱい抱き締めて、甘い愛の口づけをいただけたら本望ですが、それは叶わない夢です。
代わりに、シオン様の唾を吐きかけられ、口腔へ流し入れられました。
「んっ、んはあっ……」
シオン様の体液を、私の内へ流し込んでいただける。嬉しくてめまいがします。
「本当にお前は、醜いメス豚だな。自分がどれだけ醜悪な姿を晒しているか、わかっているのか」
そのまま、シオン様の手が私の首をとらえました。
「ひっ……」
シオン様の長い指が、私の太い首にじわじわ食い込んでゆきます。
豊富なSM技術を持つシオン様は、危険を避けながらもギリギリの責め苦を与えてくださいます。
ちっぽけな私の生命が、シオン様の手に握られている緊張感。身を預けさせていただける喜び──。
様々な感覚に浸っているうちに、頭がぼうっとし始めた私の首から、シオン様の手が離れてゆきます。
「はあ、はあ、……ん”うううっ!」
ドスッ──!
首絞めの余韻が冷めぬうちに、革靴でクリトリスを踏まれました。
その衝撃に私は絶句し、ビクリビクリと身体が跳ねます。
陰部のピアスが、充血した膣襞からじゅぶりと溢れる淫らな汁にまみれています。
後手縛りの縄に挟まれた、太っている女ならではのボヨボヨと大きな胸の先っぽは、誰が見てもわかるほどツンと上向いています。
「ふっっ、んんう”う”!」
醜い身体を見下ろしながら、クリトリスをグリグリ踏みつけられ、私は豚のように喘いでいました。
シオン様から与えられる巨大な快楽の前では、私は人間的な思考を無くし、下等動物に成り下がってしまうのです。
革靴が離れても、あぐらの姿勢に開いたまま閉じられない下半身がビクビク動くのを止められません。
こんな恥ずかしい様を、シオン様がじっと見ています。
縛られて、発情しているのが丸わかりの性器を曝したみっともないこんな姿を、シオン様にどう思われているだろう──。
気持ち悪いと思われてもいいから、どうか、見捨てないでください。
ぼうっとしたまま顔を上げると、目の前に差し出されたのは、この世の全てを圧するほど巨大なシオン様のペニスでした。
「舐めろ。淫乱なメス豚。しっかり味わえ」
「ああ……シオン様あぁ」
お目にかかることすら滅多にないペニスに、直接触れるのを許された私は、飢えた犬のようにかぶりつきました。
この日が最後の幸福になることも知らずに。
[後編へ]
今回の記事を執筆したのは紫月ルイカさんです