放置プレイとは？奥深い本質や楽しみ方を紹介

放置プレイ

SMの世界でなくても放置プレイというワードは世間に浸透し、親しい間柄同士でも度々使われる事も多い責めの一種。
基本はS側が自ら指示した事や命令した事、決定した事に対して、その後関心を示さない態度を取る状況を言います。
また一般的に恋愛などでも長期間連絡が無かったリ、待ち合わせに来なかったりなども放置プレイとして呼ばれる事もあります。
しかしSMプレイにおいては、複雑な心理が絡んだより高度なプレイとして存在しています。
今回はそんな放置プレイの知られざる本質と魅力についてまとめてみました。

地味で簡単なプレイではない

放置プレイとは、パートナーをほったらかしにするお手軽プレイと思われていますが、案外そうではありません。
苦痛を与えた先に快楽を得る事が重要なSMプレイにおいて、鞭やロウソクといった物理的で直接的なアクションで快楽を伴うプレイと比べると難易度は高いです。
放置の程度が低ければ放置にならないし、逆に放置しすぎるとパートナーの気持ちは離れていくので、快楽となるポイントを掴むのが難しいプレイでもあります。

楽しみ方

放置プレイの楽しみ方は、M側に恥ずかしいポーズをさせたり、おもちゃを充てた状態で放置するといった内容が一般的です。
M側は放置に耐えている自分への陶酔や、放置から解放された時の安心感を得た時、解放後の期待感を楽しみます。
S側にとっては、支配する充実感はもちろん、相手が次に何を期待しているのかを考察する遊びや反応そのものを見る楽しみがあります。

放置プレイの先は構う事、放置の解放

放置されている精神的な苦痛を快楽として捉える半面、最終的には必ず構ってくれるのが分かっている事もまた、放置プレイの醍醐味だと考えます。
それが、ちゃんと命令通りにしていた事へのご褒美だったとしても、理不尽に叱られお仕置きを受けるとしても、放置プレイを経た結果を与えるのはM側の冥利と言えるでしょう。

注意点

放置プレイとはいえ、完全にコントロールを放棄するのは危険です。
例えば、緊縛をして長時間の放置プレイは血行障害を引き起こす危険性があり十分な配慮が必要です。
おもちゃを挿入したままだったり、身体に装着し続けるのも身体に悪影響を及ぼすので相手の状態は常に把握しないといけません。

このように放置プレイには、一見すると地味なプレイには見えますが、双方が楽しむためには信頼が必要なプレイです。
楽しみ方と注意点を理解し、よりよいSMライフを送ってください。